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甘味料あれこれ(2)~糖質の摂り方~

前回は、甘味料全般について取り上げましたが、今回は「糖質」の視点から考えてみましょう。

糖質は人間にとって大切な栄養素です。しかし、摂り過ぎると後戻りできない病にかかることになりかねません。
いま、世界では糖尿病患者が3億人を超えているといわれています。
「糖尿病アトラス」によると、日本の成人糖尿病人口は721万人で世界第10位です。予備軍を含めれば、その人口はもっと増えることでしょう。

ご存じのように、糖尿病には自己免疫性疾患による1型、生活習慣病による2型、その他の原因によるものがあります。2型は成人に多いといわれますが、近年、子どもにもこの2型の患者数が増加しています。小学生では10万人に1人、中学生では4~7人にも上ります。
糖尿病は自覚症状がないため、気づいたときには既にインシュリン投与しなければならないくらいまで進行していることもあるとのこと。

現代では、男子も学校の授業で家庭科を学びますから、男女の差なく一定の「栄養の知識」もあるはずなのですが、なぜか頭の中では「甘い物が糖質」という思い込みが多いようです。米、小麦、イモ類などはデンプンの多い食物は糖質になります。
たとえば、塩味、しょうゆ味のおせんべいは、甘くないので糖質ではないと考えている人もいます。原料が小麦粉のパスタやパンはどうでしょうか。いずれも食べた後は糖になりますね。ですから、必ずしもお菓子など「甘い物」だけではないということです。

食物の過剰摂取が糖尿病を引き起こす原因の一つですから、身体が必要とする以上の栄養を摂りすぎないよう気をつけなければなりません。ところが、量を減らすだけではストレスになります。ストレスも血糖値を上げる要因の一つといわれています。
そこで、食事の代替の工夫をおすすめします。

その参考にしたいのがGI値です。
GIとはGlycemic Indx(グライセミック・インデックス)の略で、GI値が高いほど血糖値を急上昇させやすい食品といえます。日本の場合は主食の白米を、欧米では白パンを基準の100としていますが、いずれも一食当たりの数値ではなく50グラム当たりの試料で比較するので、注意が必要です(例えば乾麺と生めんでは水分で値が変わります)。

冒頭に糖質のお話をしましたが、必ずしも糖質とGI値は一致しません。炭水化物すべてが、血糖値を急激に上げるというわけではないのです。
ご飯は白米より玄米がおすすめです。
いきなり100%玄米では食べにくいという人には白米と玄米を5:5の割合で炊いてもよいでしょう。じっくり噛んで食べれば満腹中枢が満たされます。
最近の研究で、食べ合わせによってGI値を下げる効果が期待できるものもあります。豆類、海藻類、乳製品などと組み合わせて食べることが効果的です。

いずれも大切なのは、バランスですね。

玄米+白米

参考 糖尿病ネットワーク http://www.dm-net.co.jp/calendar/2014/022710.php


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