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現代の牛乳は 女性ホルモンのかたまり?!

「牛乳を飲むと、大きく丈夫になれる」
戦後の高度経済成長期から子どもの体格向上を目指し、学校給食を通じて牛乳の摂取が推奨されてきました。
体格の良いスポーツ選手が、大きくなれた理由のひとつとして、「牛乳をたくさん飲みました」と言うことも多いですね。
カルシウム不足が叫ばれ、高齢者や女性の骨粗しょう症の防止としても、牛乳が強く勧められています。
ところがその一方で、牛乳アレルギーの人は増える一方。さらに研究が進み、いま牛乳の常識が次々に覆されています。

山梨医科大学名誉教授の佐藤章夫氏は、「生活習慣病を予防する食生活」の中で、現代の牛乳が大量の女性ホルモンを含むことを危惧しています。
これは生産性を優先し、妊娠中の牛から搾られているためです。昔ながらの牧畜を行っている遊牧民は、牛が妊娠している間は、決して乳を搾らないのです。
女性ホルモンがたっぷり含まれている牛乳や、それを原料に作られた乳製品を食べることは、低容量ピルを飲むことと変わりません。
それを小さな頃から続けると、性的成長に悪影響があるのではないかと危惧されています。

1950年では、男児の身長の伸びのピークは14~5歳で、その後も少しずつ背が伸びています。ところが2005年になると、そのピークは12~3歳になっており、かつその後は伸びが急激に落ちるのです。
つまり、現代の子どもは早く大きくなり、早く成長が止まっているということになります。
さらに女児の場合は、年々初潮年齢が早まるという早熟化の傾向が見られます。また思春期に、女性ホルモンを大量に含む牛乳を摂取すると、乳がんの誘発原因になると言われています。

「牛乳を摂るほど骨粗しょう症が進む」という研究もあります。
1986年、ハーバード大のヘグステッド教授は、世界10ヶ国のデータから「女性の大腿骨頸部骨折は、年をとってカルシウムをたくさん摂っている国ほど多い」「牛乳をたくさん飲む国ほど、骨粗しょう症が多い」「動物性たんぱく質の摂取量が多い国ほど、骨粗しょう症が多い」という結論を導き出しています。
これは、全米規模の疫学調査でも実証されました。

日本人は、8割が乳糖を分解する酵素を持たない「乳糖不耐」です。
牛乳から栄養を摂取できないことはもちろん、消化機能の低下により、他の栄養素の吸収も悪くなる可能性もあります。
1950年代の子どもは、ほとんど牛乳を飲んでいませんでした。食事もまだごはん、味噌汁、野菜、魚の時代。それでも現代っ子と身長の伸びに大きな差はありません。
日本の伝統的な家庭食で、子どもは十分成長できるのです。
また、日本人を含むアジア人全体の傾向として、骨密度は高くありません。その代わり骨の柔軟性に優れており、骨折しにくい体質です。

アメリカではすでに、「骨粗しょう症防止に牛乳を飲もう」というCMが消えています。
歴史的に乳製品に親しんだ欧米人にも、牛乳アレルギーが増えているのです。
そろそろ私たちも「牛乳神話」を見直しませんか?

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