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和食の給食とコンビニの給食 子どもに食べさせたいのはどっち?

給食といえば、パン食や麺類が多く、ごはんの日は少しだけ。
おかずは子どもの好みに合わせた洋食メニューが主体で、最近はデザートもチラホラ。牛乳はもちろん欠かせません。
私たち親世代からそうした給食に馴染んできたせいか、もちろんその舌は子どもたちにも受け継がれています。
好きなメニュートップ3はカレー、鶏のから揚げ、ハンバーグだとか。
恐らく、家庭でもそうしたメニューは登場回数が多いのでしょう。

そんな中、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
これを受け、京都市教育委員会は小学校給食での和食の比率を上げるべく、検討委員会を来春に設立する方針を決めています。
給食の和食化というこの取り組みは、とても素晴らしい考えだと感じます。

本来和食とは、素材の味わいや特徴を生かしたシンプルで奥深い味付けと、バランスのとれたスタイル、そして季節感を大切にした情緒溢れる食事のはず。どこの国の食事にも負けないくらい、素敵な要素が沢山盛り込まれています。
発酵食品も豊富で、健康面でも沢山の恩恵を受けられるはず・・・。
それなのになぜ、こんなに洋食化が進んだかということは、私たちが真剣に考えるべき問題なのかもしれません。

その一方で、コンビニエンスストアの最大手企業が、学校給食への参入を発表したというニュースもあります。
給食制度がない小中学校向けに、グループの契約工場で作った給食を提供する予定とのこと。

もちろん、働くお母さんにとって給食制度はとても有難いもので、「子どもたちのお昼の一食を供給してくれる」という面だけ見れば良いニュースなのかもしれません。
しかしコンビニ食と言えば、パンやおにぎり、お弁当など。それらがどんな素材で、どれだけの食品添加物を利用しながら作られているか…ということを考えると、「コンビニが給食に参入して大丈夫?」と心配になります。
「手軽に食べられる」「品質が常に安定している」「安価で沢山供給できる」
こうした事にポイントを置いている業種が、食べる人たちのニーズに合わせて食事の質を変えられるのか?
これは保護者としては、気になるところですね。

給食を食べるのは、子どもたち。
子どもたちが、すくすく健康に成長するための大切な一食が給食です。
けれど大人たちだけの視点で、「安くて便利、好都合」を第一に考え始めると、ズレが生じると思いませんか?
行政も学校も、そして保護者も、「誰のための給食なのか?」ということを頭に入れて、考える必要があると思います

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