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パパも育児参加できる社会を!

Man Holding Up an Infant 安倍政権の子育て政策に、「育児休暇を3年に」と言うものがあります。
「育児休暇3年」と聞いて皆さんはどう感じるでしょうか?

3年も休める!と喜ぶ人もいるかもしれません。でもそれは、おそらく大手企業の正社員に限られるのではないでしょうか?
パート、アルバイト、自営業やフリーランスで働く女性にとっては、そもそも育児休暇が認められていないケースが多いのです。大抵は、産後数ヶ月で復帰しないと、保育園に申し込む資格さえ持てません。もちろん、収入の保障もないので働かないわけにもいかない・・・。
つまり、育児休暇など全然関係のない人が、たくさんいるわけです。

もし、運良く「3年の育児休暇」を取得できたとしても、それはイコール「女性が幼稚園か保育園か子ども園に入る、3歳までの子育てを全面的に負担しろ」とも受け取れてしまうのです。
「育児休暇3年」が実現すれば、今まさに緊急となっている0歳~2歳の待機児童を、減らせるのかもしれません。でも、3年も職場から離れることは、キャリアを積んだ女性にとっては大きなブランクにもなり、復帰したところで仕事についてゆけるのか、不安はぬぐえません。

ここまで考えてきて、誰か忘れていると思いませんか?
そうです!パパの存在です!!
そもそも、“子育ては女性がするもの”という前提で話が進んでいること自体に、違和感を感じませんか?

もし、パパが朝は送りを担当するとか、急な熱でも半分はパパの有給休暇で対応するなど、男性の育児参加がもっともっと進めば、女性も負担が減って働きやすくなります。
もちろん、沢山のパパがそうしているのですが、まだまだ少数ではないでしょうか。
専業主婦をしている人も短時間働いたり、育児から解放される時間が作れたら、リフレッシュできます。そうしたら女性も、2人目、3人目が欲しいという気持ちの余裕ができるかもしれません。
男性が家庭の仕事を分担すれば、女性の社会進出はずっと進むはずです。

同時に、男性にとっても育児はかけがえのない経験であるはずなのです。
特に仕事中心で、言葉と理論で日常を過ごしている男性にとって、言葉と理屈の通じない小さな子どもと過ごすことで学ぶことは大きいのです。
子どもを通して地域との関わりも格段に増え、社会を新しい目線で見られるようになります。時間を有効に使う能力もつくので、職場に戻っても大いに役に立つのです。
なにより、赤ちゃんと過ごす幸せを知らないなんて、もったいない!!

最近は、「イクメン」が話題になりますが、男女ともに働き方が多様化すれば、イクメンがもっともっと増えていくでしょう。
例えば、子どもが小さいうちは6時間勤務とか、週4日勤務など自由な選択肢があったら良い。それには、男性が“自ら主体的に育児をする”という意識を持つことと、“子どもを持つ人のペースを尊重する”という企業側の意識改革こそが、必要なのではないでしょうか。

例えばスウェーデンでは、父親も母親も育児休暇を取るのが一般的です。
育児手当を受け取るには、母親だけでなく父親も一定期間の育児休暇を取ることが条件になっており、経済面や制度面からも男性の育児参加が後押しされています。

日本でも、ママとパパが順番に育児休暇を取る、そんな家庭が増えたら素敵ですね。
それこそが、『ワークライフバランス』。
ママもパパも赤ちゃんもハッピー!だと思いますが、いかがでしょうか?


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