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家事には 人と環境にやさしい石けんを使いませんか?

合成洗剤成分洗剤…と一言で言っても、どれだけの種類があるでしょうか?
食器洗い用、食洗機用、トイレ用、お風呂用、洗濯機用、窓ガラス用などなど。
とにかく、あらゆる場所にそれぞれの専用洗剤が用意されています。それらを揃えるごとに「こんなに必要なのだろうか?」と思ったことはありませんか?

スーパーやドラッグストア、量販店などで売られているほとんどの洗剤は、合成洗剤です。実は合成洗剤は、石油から作られる有害化学物質そのものだと言ったら、どうでしょうか?

合成洗剤は皮膚や衣類の表面に残り、体内に入ってしまう危険性が指摘されています。アレルギーを引き起こしたり、肌荒れの原因になるだけでなく、その力は細胞に浸透して破壊するほど強力です。間違って飲み込んでしまうと、死んでしまう危険性もあります。
さらに、遺伝子を傷つける、胎児に奇形や障害をもたらす可能性も、坂下栄博士(元三重大学医学部)より指摘されています。
しかも、それらの洗剤が水に流れて自然界に排出された時、分解されるまで長い日数がかかります。汚れはそれなりに落ちるのかもしれませんが、決して人や環境に優しいものとは言えないのです。
事実、「化学物質排出把握管理促進法(PRTR法)」では、洗濯用、台所用合成洗剤に使われている以下の成分を、有害化学物質として認めています。

・LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)
・AE(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
・ジメチルアミンNオキシド
・ジメチルアンモニウムクロリド

では、人と環境に優しい洗剤とはどんなものでしょう?
ナチュラルで安心な素材と言えば、代表的なものは石けん。
石けんは脂肪酸とアルカリを反応させたもので、古代メソポタミア文明の時代から使われている自然な洗浄剤です。
合成洗剤と違い、1日で生分解します。皮膚への刺激やアレルギー性も低く、もちろん細胞を破壊したり、奇形を引き起こしたり、飲んだら死んでしまうなんてこともありません。
実際、石けんに変えただけで手荒れや湿疹が治ったという人が多いのです。
しかも合成洗剤をしのぐ洗浄力があり、がんこな襟や袖口の黒ずみには、最も効くのが石けん。
京都大学の高月紘教授が考案した「エコロジーテスト」にも、地球環境に貢献することとして「石けんの利用」が挙げられています。

また、汚れの種類が酸性かアルカリ性かによって、逆の性質を持つ材料で汚れを落とす事もできます。

* 酸性の汚れ―油性の汚れ・家具の手あか・浴室の湯あか・汗じみによる黄ばみなどは、アルカリ性の素材が良い(石けん・重曹・セスキ炭酸ソーダ・酸素系漂白剤)
*アルカリ性の汚れ―洗面台などの水あか・たばこのヤニ・石けんカスなどは酸性の素材が良い(クエン酸、お酢)

どれも市販の洗剤とは違い、「劇薬」というわけではありませんし、「混ぜるな危険」という事もありません。
またそれぞれが、台所でもお風呂場でもトイレでも洗面所でも…と、場所を問わずに使う事ができるというのも、利点です。何本もの専用洗剤を揃える必要がありませんから、基本をいくつか揃えておけば、掃除に必要なものがとてもシンプルに納まります。
その方が便利だし、経済的で効率的ですよね。

もちろん、人と環境に優しいのは言うまでもありません。
安心・安全な素材は子供たちも触れることができますから、洗剤を切り替えると、子どもに洗濯やお掃除の手伝いを心置きなく頼めます。
「お掃除上手な子ども」に育ってくれたら親としても助かるし、大人になって自立したり、結婚するときも有利です。

肌に合う石けんを見つければ、頭のてっぺんから足の先まで、食器から衣類まで…全て一個の石けんで済む!なんていうことも可能です。
ぜひぜひ、石けん生活にチャレンジしてみてください!シンプルで快適な生活になること間違いなしです!


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