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虫だけでなく人にも効いてしまう?!防虫剤

防虫剤の棚

普段何気なく使っている防虫剤について、健康被害があることをご存知でしょうか?

部屋の中に存在する化学物質によって、体調を崩す人が増えていると言われています。気になって調べたところ、ネットでも簡単に知ることができました。

新築のマイホームやリフォームで発生するホルムアルデヒドは有名ですが、防虫剤も実はあなどれないようなのです。

防虫剤の成分には、主に3タイプがあり、それぞれに特徴的な性質や、それに伴う毒性があります。

◎ナフタリン:急性毒性防虫剤
◎パラジクロロベンゼン:有機塩素系防虫剤
◎ピレスロイド系:神経毒性防虫剤

ナフタリンは、衣料用の防虫剤としておなじみですが、赤血球への悪影響が指摘されています。
パラジクロロベンゼンは、衣料用だけでなく、ゴミやトイレの消臭剤としても使われています。環境や人体に悪影響を及ぼす可能性がある化学物質の管理と削減を促す「化学物質排出把握管理促進法(PRTR法)」では報告の対象になっており、有機塩素系なので発ガン性も指摘されています。
ピレスロイドは、除虫菊に含まれる天然の防虫成分「ピレトリン」を化学合成で模倣したものです。天然のピレトリンが昆虫などの冷血動物にしか効かないのに対し、合成のピレスロイドは、哺乳類のような温血動物にも効いてしまいます。

これらの成分は、水や脂に溶けます。空気中に防虫剤の有効成分が広がると、肺から血液に回っていき様々な症状が出ると言われています。

例えば、風邪のような症状、アレルギーの悪化、鼻水が出る、目がショボショボする、アトピー性皮膚炎が悪化、眼精疲労、喘息、疲労感、脳力低下、難聴・耳鳴り・めまい、免疫力低下、頭痛、関節痛、腱鞘炎、足がつる、こむらがえり、抑うつ状態、線維筋痛症etc

特に、心配なのが小さい子どものいる場合。
これらの有効性分は空気よりも重たいので、床に近い程ガスを吸ってしまうのです。背の低い子ども達、特に乳幼児が悪影響を受けるので注意が必要です。

考えてみれば、虫を殺す有効成分が人間には無害であるわけはありません。
過剰な使い方は避ける、空気を入れ替える、代わりにアロマオイルを取り入れるなど工夫したいものです。
もちろん、使わないに越したことはありません。

参考
環境省 PRTRインフォメーション広場「PRTRとは
『暮らしの安全白書』(学陽書房)


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